じゅんあかちゃんこどもクリニックの特徴
気軽に相談できる、地域に根ざした小児科
天王寺・桃谷のじゅんあかちゃんこどもクリニックは、「気軽に相談できる、地域に根ざした小児科クリニック」をコンセプトに掲げています。子育ては喜びに満ちた素晴らしい経験ですが、同時に不安や心配も尽きないものです。そんな時に、ちょっとした相談でも気軽に立ち寄れる場所でありたいと考えています。
単に病気を治療するだけでなく、お子様の健やかな成長を長期的に見守り、サポートしていく存在を目指しています。予防接種や健康診断、発達相談など、幅広い診療を提供し、お子様の成長に寄り添います。
新生児からの一貫した診療
当院の特徴の一つが、新生児からの一貫した診療です。大学病院で未熟児新生児学を専門としていた経験を活かし、生まれたばかりの赤ちゃんから対応可能です。
新生児特有の症状、例えば湿疹、便秘、おへその湿潤、黄疸などに関する相談を多く受けています。これらは3歳、4歳のお子様にはあまり見られない症状で、保護者の方にとっては不安の種になりやすいものです。
また、早産児や基礎疾患のあるお子様の初期対応も行っています。状況に応じて大学病院などの専門機関と連携し、適切な医療を提供できる体制を整えています。
お子様の成長に寄り添う診療
お子様の成長に関する相談は当院の重要な役割の一つです。乳幼児健診はもちろん、日々の診療を通じて、お子様の発達状況を丁寧に観察しています。
「首の座りが遅いかも…」「言葉の発達が遅いのでは?」といった相談をよく受けますが、成長のペースには個人差があります。拙速な判断は避け、継続的な観察とサポートを心がけています。
成長に関する相談は、お子様の将来に関わる大切な問題です。診療時間内で十分に対応できない場合は、別途時間を設けて詳しくお話をうかがうこともあります。必要に応じて専門機関との連携も行い、お子様の健やかな成長を総合的にサポートしています。
お子様が安心・リラックスできる診療
お子様との接し方で最も大切にしているのが、コミュニケーションです。特に初めて診察するお子様には、まず名前を聞くところから始め、リラックスした雰囲気作りを心がけています。診察中も常に声かけを行い、処置が必要な場合でも、お子様が理解しやすい言葉で説明します。
保護者の方とのコミュニケーションも大切にしています。お子様の症状や様子をしっかりと聞き取り、疑問点や不安な点にも丁寧に答えるよう心がけています。信頼関係を築くことで、より良い医療を提供できると考えています。
子育て経験を活かしてアドバイス
院長自身も中学生と小学生の子供を持つ父親です。この子育て経験が診療にも活かされています。夜泣きや食事の悩み、受験期のストレスなど、実際に経験したからこそわかる親の気持ちや対処法があります。医学的知識だけでなく、一人の父親としての経験も踏まえて、患者様へのアドバイスを行っています。
各種予防接種に対応
当院では、定期接種はもちろんのこと、任意接種も含めて幅広く対応しています。ロタウイルス、ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)、BCG、麻しん・風しん混合(MR)、水痘、日本脳炎などの定期接種に加え、おたふく風邪、インフルエンザなどの任意接種も行っています。
接種スケジュールは個々のお子様の状況に応じて調整し、保護者の方と相談しながら最適なプランを立てています。また、副反応などについても丁寧に説明し、安心して接種を受けていただけるよう努めています。
徹底した感染症対策
当院では、院内感染を防ぐため、様々な対策を講じています。待合室とは別に隔離部屋を設け、発熱や感染症が疑われる患者様には、この部屋で待機していただき、他の患者様との接触を避けます。また、診察室や待合室の定期的な換気と消毒も徹底して行っています。
新型コロナウイルス感染症への対応として、PCR検査・抗原検査も実施しています。
インフルエンザやRS、プール熱(アデノウイルス感染症)、溶連菌感染症など、小児によく見られる感染症については、迅速検査キットを用意し、即日診断が可能です。
熱中症への迅速な対応
当院の目の前には大きな公園があり、子供たちが元気に遊んでいる姿をよく目にします。しかし、暑い季節には熱中症のリスクが高まります。そこで当院では、熱中症の予防と早期対応に力を入れています。
予防法について保護者の方々に丁寧に説明し、万が一、熱中症の症状が現れた場合は、すぐに当院に来ていただくようお伝えしています。軽症から中等症の熱中症であれば、当院で初期対応が可能です。点滴室も完備していますので、速やかに水分と電解質の補給を行うことができます。
漢方薬の活用
当院では、西洋医学的な治療と併用して漢方薬を活用することで、より効果的な治療を目指しています。特に小児の感冒(風邪症候群)や胃腸症状などに対して、漢方薬が良い効果を示すことがあります。
ただし漢方薬は独特の味や香りがあり、お子様が飲むのを嫌がることもあります。そこで当院では、お子様が飲みやすいように工夫した漢方薬を処方しています。例えば、シロップ状にしたり、飲みやすい剤形を選んだりすることで、お子様の負担を減らすことができます。
お子様の体質や症状を十分に考慮し、西洋医学的治療と適切に組み合わせながら、個々のお子様に最適な治療方法を提案していきます。
地域の医療ネットワークとの連携
当院は地域の医療ネットワークと密接に連携しています。必要に応じて適切な専門医を紹介したり、反対に専門医からの紹介を受けて日常的な健康管理を担当したりと、地域医療のハブとしての役割を果たしています。
また地域の保健センターとも連携し、栄養相談や育児相談などのサービスを紹介しています。このネットワークにより、お子様の健康を多角的にサポートし、保護者の方の不安解消にも努めています。